第2回講座:CPMやシーベルトなどの単位を覚えよう

当講座で作るガイガーカウンターは、ガイガーミュラー管の中に放射線が飛び込むと音がでる仕組みです。
音は、「パルス音」といいます。パルス音をカウントするので、ガイガーカウンターといいます。
カウントは、CPMという単位で表します。
1分間にカウントした放射線の「数」という意味です。
カウント・パー・ミニット Counts Per Minute

 

放射線の単位はいろいろ

今回の講座では、「数」を数える放射線検知器を作ります。重要なポイントは、放射線の「量」は正確には計測できません。
わかりやすい例として、自動販売機を思い浮かべてください。10円玉と500円玉の大きさは違います。当講座で作るガイガーカウンターでは、放射線の大きさは正確には判定できません。つまり、10円と500円を同じと判定してしまう自動販売機と同様です。硬貨ですと体積の大きさ、放射線ですと「線量」というように大きさの単位があります。「線量」を計測できるのは、サーベイメータという30万円以上の専用の計測器になります。
http://www.hitachi-aloka.co.jp/products/index_html/radiation/002


 

CPMとは、Counts Per Minute
1分間にカウントした数のことで、ここでは放射線の数

放射線:radiation

放射線は主にα線、β線、γ線と3種類を指します。
放射線を計測する機械は沢山あります。よくシーベルトやベクレルという単位を聞きますが、
そうした放射線「量」を計測するのには、サーベイメータとよばれる専門の測定機器が必要です。
http://www.hitachi-aloka.co.jp/products/radiation/h-se.html

10万円程度のガイガーカウンターでは、正確な計測はほぼできません。市販の「安価なもの」でシーベルトやベクレルの測定はできないと考えてください。

当講座で使っているガイガーミュラー管(LDN712)は、α線とβ線の測定ができます。福島付近での正確な測定やホットスポット探しなどはできませんが、自然放射線の数を計測する場合など感度的には実用として使えるレベルにあります。
 

コーヒーブレイク:「広島原爆の29.6個分」
東京大学アイソトープ総合センター長 児玉龍彦さん

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